サザンオールスターズ キックオフライブ 2018 「ちょっとエッチなラララのおじさん」ライブレポート

NHKホールで行われたサザンオールスターズ40周年のキックオフライブの2日目2018年6月26日に幸運なことに参加できました。
ファンクラブ限定の抽選によるお一人様参加で、最近では珍しい3000人規模のキャパでのホールライブ、また26日は全国の映画館でのライブビューイングも行われているというライブでした。ステージからは遠い3階席ではありましたがHappyハッピを着て盛り上がりました。

有働アナのナレーションから始まり、期待が膨らんだところで「X Japanの皆さんです」というボケでメンバーがずっこけるという演出から始まりました。

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01. 茅ヶ崎に背を向けて~03.いとしのエリ

01. 茅ヶ崎に背を向けて
02. 女呼んでブギ
03. いとしのエリー

1曲目は、心地よいギターサウンドで始まる「茅ヶ崎へ背を向けて」最近のライブでは聞くことがあまりなかった楽曲。そういえばラジオで1曲目として予告してた通りではないの!「ほんとうに今までありがとう うれしいね また会えたね」と歌詞を変えて盛り上げる。「おかげ様で40年 いつもいつもありがとう」とコーラスでファンへ寄り添う姿勢を見せてくれて早くも感激で涙が
余韻に浸る暇もなくおなじみのピアノのフレーズが聞こえ2曲目へ突入!原坊の「もういっっちょ」も出ていつものライブへ戻ってきた懐かしさを感じているところに畳みかける。早くも3曲目にエリーが。今日はもしや全開で?とうれしい予感が。桑田さんのおとろえることないラストのシャウトに酔いしれて最初のMCへ

04. さよならベイビー~10. 私はピアノ

04. さよならベイビー
05. せつない胸に風が吹いてた

06. 愛の言霊 ~Spiritual Message~
07. SEA SIDE WOMAN BLUES
08. 汚れた台所(キッチン)

09. My Foreplay Music
10. 私はピアノ

05.せつない胸に風が吹いていたとか07.SEA SIDE WOMAN BLUESについては10数年ぶりの披露だったみたい。MCでも07は好きな曲で13年ぶりにやりますとか言われてましたね。汚れた台所は、ギターの音圧が重厚でかっこいい曲。ポイントポイントの公演でよく演奏されることからも桑田さんのお気に入りの曲といのが分かる。愛の言霊が久しぶりに聞けたのは個人的にはとても嬉しかった。09.My Foreplay Music とか10.私はピアノは、よくやる定番曲の中からの選曲で予想しにくい曲でサプライズ感を存分に味わい盛り上がる。C調言葉に御用心だとか思い過ごしも恋のうちとか聞きたかった曲はあってもそれはそれで次の機会の楽しみにとっておきましょう。

ここでメンバー紹介のMCで、メンバーから40年のサザンへの思いがそれぞれ披露される。印象的だったのは、むくちゃんの親の反対を押し切り就職しないでよかったです。今幸せですというのと、毛ガニのこのバンドにパーカッションは必要かを長年考えていたという自虐ネタ。サザンのライブはこのMCも楽しくていつまでも聞いていられるというのも良いのか、もっと聞かせて欲しいという欲求もあるけどねぇ
新曲披露について語りと、同時にダンサーが加わりよりステージは華やかになっていく。

11. 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて~15. 涙の海で抱かれたい ~SEA OF LOVE~

11. 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて
12. はっぴいえんど
13. 真夏の果実
14. 太陽は罪な奴
15. 涙の海で抱かれたい ~SEA OF LOVE~

新曲の11.闘う戦士たちへ愛を込めては楽曲のイメージにあった映像に引き込まれ、また良く味わって聞くことができた。アルバム葡萄の中から今後のライブでも歌い続ける定番への予感がする12.はっぴいえんど。もはやサザンライブ初心者への期待を裏切らないためにも外せない13.真夏の果実。夏のイメージの曲が続く14.太陽は罪な奴、15.涙の海で抱かれたい SEA OF LOVE ここの曲並びはうれしくもあり、ライブが中盤から終盤に差し掛かっていることを嫌でも気づくきっかけとなり寂しさも感じることに。それでも飛んで跳ねて最初のピークが終了した。すると「しばらくお待ちください」「当バンドはメンバー全員が還暦を超えており、ほどよく呼吸を整える時間が必要です」と海や夕焼け、クマのぬいぐるみとかのイメージ画像とメッセージが出て、お詫びの映像っぽく流れる遊び心満載の演出で笑わせてくれた。

16. 栄光の男~21. みんなのうた

16. 栄光の男
17. 東京VICTORY
18. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
19. 匂艶THE NIGHT CLUB
20. HOTEL PACIFIC
21. みんなのうた

16.栄光の男から17.東京VICTORYの繋ぎは、最近のライブで繰り返された曲並び。東京VICTORYではミラーボールが映る印象的なスタート演出で、待ってましたとばかりに声を張り思いっきりこぶしを突き上げる。そしてイントロを聞いただけでアドレナリンが爆発する18. ミスブランニュー・ディ。最近よくやるなぁの19.匂艶(これは桑田さんがつくった造語だと最近しりました)THE NIGHT CLUBいつもより大きな手拍子のうちわ。毛ガニさんだけでなく複数人のスタッフでたたく。いつもよりかなり大きくてふらふらしていましたね。ブラスのハーモニーが相変わらずかっこいい。
20.みんなのうたに入る前に誠さんが、ベンチャーズの「パイプライン」をテケテケと引いている。オーディエンスは次の曲何がくるの?「ボディスぺ?マンピー?マチルダ?」と待ち構えていたとこにドラムのカウントから特徴的なあのギターのリフが入ってホテパシ。モーレツダンスを真似して踊る。最後は、片山さんのピアノソロから始まるあのイントロだ
「あの日から何度目の夏が来ただろう
 出逢ったり別れたり繰り返し 懐かしい友の顔 忘れ得ぬ姿
 ここにいる幸せをかみしめて
 6月25日にデビューしたサザンオールスターズ
 みんなの応援でここに立っていられるのさ
 美しい思い出も大切だけど 人生はこれからを夢見ることさ
 みんなのうたよ」というオーバーチュアから始まるみんなのうた。アカペラで始まるアレンジでのわくわく感が昔は好きだったんだけど、この始まりもやっぱりいいね!本編終わりまーすという曲の位置づけでの座りが良すぎる。やっぱ終盤での盛り上がりで腕を振りたいよね。

22. DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~~25. 勝手にシンドバッド

<アンコール>
22. DIRTY OLD MAN~さらば夏よ~
23. LOVE AFFAIR~秘密のデート~
24. ロックンロール・スーパーマン~Rock’n Roll Superman~
25. 勝手にシンドバッド

アンコールを待つ間、やってない曲を予想する。最後はバラードでの締めではなくシンドバッドがやっぱり最後がお約束だろうと予想して、バラードあるなら、1曲目かなとTSUNAMIを待っていたけど願いは叶いませんでした。希望の轍をやらないというのもあまり記憶にないかもしれない。サザンにして25曲というのはちょっと少な目な気もするけどライブビューイングとか時間決まっていると今後もこのサイズ感になっていくのかもしれないなんて思いました。
22.DIRTY OLD MANもまさかの選曲。これまでも無人島FESで1回やっただけの曲でしたが、事前にラジオで振りを復習しているというリスナーのメールが読まれていましたが、何故か裏をかいてやらないと勝手に決めていたこともありびっくり仰天してしまった。それこそまさか?という感じ。いい意味でファンを裏切りたいという昔のスタンスに縛られすぎている自分に気づきこれからは素直にコメントを聞ける気がします。
23.LOVE AFFAIR 24. ロックンロールスーパーマン どちらもイントロを聞くだけで幸せな気持ちになるド定番曲。今回風船の演出はなかったけどやっぱりいいものはいい。
いつものコールアンドレスポンスからのスタートから最後のラララララララララを一緒に熱唱してフィナーレ。いつものスタジアムとか大箱でないこともありますが、一緒に作り上げた感じがしたとても印象に残るライブでした。
ベスト盤聞いて春のツアーまで首を長くして待ちましょう。

お土産にもらったグッズ

チラシとポストカードとちょうど通帳サイズのクリアファイル

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