桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」ライブレポート(12/30)

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桑田佳祐 LIVE TOUR「BIG MOUTH, NO GUTS!!」ライブレポート

幸運にも、追加販売枠にてチケットを取ることができたので行ってきました12月30日の桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」ライブレポートを書いてみたいと思います。

久しぶりの横浜アリーナ、ツアー後半の埼玉アリーナ辺りからコロナによる人数制限も撤廃されて今日は1万5千人位ですかね。千秋楽31日の年越しではないので17時開場に向けて新横浜駅から歩く。密を避けるための分散入場を目的にして入場時間が指定されている。今回からはローソンチケットによる電子チケットの扱い、1週間位前に席も判明しておりアリーナのAブロック。横浜アリーナは、ステージ前のフラット部分はセンター席でアリーナ席は周りを囲む部分。どうやらスピッツを立ち見で見た時とほぼ同じ場所でした。ステージに近く、ステージ上の演出やバンドメンバーの動きがよく見える位置でめちゃくちゃいい席と思います。

1. それ行けベイビー ~ 3. 炎の聖歌隊 Choir(クワイア)

1. それ行けベイビー!!
2. 君への手紙
3. 炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)」

今回のツアーは、チケット争奪戦に敗れたため最初の宮城公演が終わってすぐセットリストは見てしまっており、1曲目は? 次の曲はなんだろうといった予想をしながらの鑑賞ではないというのも不思議な感覚でした。威風堂々の音楽に合わせてメンバーが入場し、ゆったりとした状況から1曲目それ行けベイビーが始まる。「今年もありがとうネ、いろいろあったよね」と歌詞のひとフレーズひとフレーズが心にしみてくる。「ファイト!!」だよね。2曲目も君への手紙と、じっくり桑田さんの歌声を聞こうという思いにされる。

3曲目にごはんEPから3. 炎の聖歌隊 Choir(クワイア) 桑田のファンなら皆好きでしょと誰かが言っていたが正に桑田サウンドの心地よいメロディ。開演お待ちどうさん、ご来場大変ご足労さんと早くもこのツアーのための楽曲でボルテージは最高潮へ引き上げられて最初のMCへ

4. 男達の挽歌(エレジー) ~ 11. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

4. 男達の挽歌(エレジー)
5. 本当は怖い愛とロマンス
6. 若い広場
7. 金目鯛の煮付け
8. OSAKA LADY BLUES
9. エロスで殺して(ROCK ON)
10. さすらいのRIDER
11. 月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)

5.本当は怖い愛とロマンス いつものピアノの音とブラスの掛け合いが好き。このセクションの曲は個性的であって、また演者ひとりひとりに見せ場があるような感じでじっくりと聞くことができた。コロナという特殊な状況でありながら、手拍子をしながら曲をじっくりと味わうそんな大人な感じがいつもと違うという思いを強くもった。

その中でも11.月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)は、深町さんと片山さんの織り成すオルガンとピアノの世界観に浸り、ステージに見た月はまた印象深いものとなった。
8.OSAKA LADY BLUESのご当地いじり倒しバージョンにおける横浜駅はずーと工事をしている日本のサクラダ・ファミリアというのが私の笑いのツボにはまった。もちろん崎陽軒も好きだけど。

12. どん底のブルース ~ 15. 遠い街角(The wanderin’ street)

12. どん底のブルース
13. 東京
14. 鬼灯
15. 遠い街角(The wanderin’ street)

2回目のMCでは、バンドメンバーの紹介において毎回異なるお題からなるガチクイズが行われていた。その中でもカエルの鳴き声を当てるという山本拓夫さんのおたくぶりは面白かった。
桑田さん史上最も暗い曲という紹介で始まった12.どん底のブルース。桑田さんにおけるブルースとは文春における連載コラムでも語られていたけど魂の叫びであり、希望の歌なんだと。ここでも歌詞を変えて来年もライブがやりたい。マスクを外して笑顔を見せて欲しいと歌い上げておられました。

13.東京15.遠い街角はソロライブでは必ず演奏される大好きな曲。東京の雨だったり遠い街角の秋の夕暮れという楽曲のイメージは、歌詞だけでなく何度も体験するそのステージ演出から刷り込まれたものであり定番というにふさわしいものなのかもしれない。遠い街角は1stアルバム収録曲だから30年以上前の楽曲ですが古さは感じないのが不思議。

16. SMILE-晴れ渡る空のように- ~ 21. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

16. SMILE-晴れ渡る空のように-
17. Soulコブラツイスト~魂の悶絶
18. Yin Yang
19. 大河の一滴
20. スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
21. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

このツアーのチケット代は1万円をオーバーしていたんですが、その理由がお土産として配られたナマケモノライトです。ライブの演出としてこれまでもライトを配り、帰宅時に返却回収をしていたものをコロナということもありお土産として配布されてました。娘は、毎回ジャニーズのコンサートで当たり前のようにペンライトを買ってきますが、おじさんの感覚からするとこれで数千円取られるというのは何ともやるせない気にはなります。ただライトを使ったライブにおける演出にはいつも驚きと感動があるのでこれはこれで仕方ないと納得すべきものなのかもしれないですね。

16. SMILEの際の演出はライトがあってこそだと思うし、白い光の中で会場一体になって頭上でのハンドクラップと、その後の震災やコロナでの医療現場の映像にはぐっとくるものがあった。それに繋がる17. Soulコブラツイストは、年末の歌番組で見た映像が目の前に繰り広げられ、楽曲の世界観を体現できた喜びとこの日を待ち焦がれていた感情があふれ出すのであった。
そして18. Yin Yang19. 大河の一滴といつもの曲が続く、映像ではラケルとか宮前坂公園など渋谷の風景が映る。待ってましたばかりにお馴染みの20. スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)へとライブの盛り上がりは最高潮に達する。いつものノリで「Everybody Say Yeah!!」に煽られて「Yeah!」と大声をあげてしまい今日は声出ししちゃダメじゃんって自分で気づく。ハンドクラップそう手拍子によるコール&レスポンスが始まる。これも楽しい。
アンコール前の最後は、21. 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)で盛り上がる。そう指差しアクションのソロデビュー曲。やっぱりこれがなきゃ終われないよね。

22. 明日へのマーチ ~ 26. 祭りのあと

22. 明日へのマーチ
23. 悲しきプロボウラー
24. 愛と奇跡 (from ヒデとロザンナ)
25. 波乗りジョニー
26. 祭りのあと

アンコール曲は、各都市での2日目は、EN1.明日へのマーチではなく真夜中のダンディー、EN2.悲しきプロボウラーではなくオアシスと果樹園(♪片山の敦夫ちゃん)だったようですね。ある公演以降曲を変更するというのはこれまでもありましたが、1日目と2日目の曲を変えるというのは、桑田さんのライブではあまり記憶にないですよね。それだけ演奏したい曲が沢山あって選べなかったということなのか、新しい試みなのかは分からないですが。ボーリングはやらないし、オアシスと果樹園好きなんだけど、ピン助、ピン子もよかったということで許してあげます。

25. 波乗りジョニーでは、全力で踊る山本さん菅ちんさんに微笑ましく思い、またコーラス隊に振り付けを先導されて、クロールで一緒に泳ぐしジャンプする。改めてステージが見渡せる楽しさを噛みしめました。

ラストはやっぱりの26. 祭りのあと最近のツアーでは定番となってますね。明日晴れるかなが聞けないのは寂しいけど何回来てもやっぱりいい。たくさん元気をもらって家路に着いたのでした。

ここまで見てくれてありがとうございます。次のツアー前に前回どうだったけと振り返る目的でだらだらと記載しており読みずらい部分もあったと思います。普通にライブが楽しめる日々が戻ることを祈りつつ。

お土産は、マスクカバーに紙のチケット、そんでナマケモノライト。くるくると腕に巻き付けることができます。家ではライトとして使用できますが色々な色に変わることはないです。

ツアーのお土産

そして、ツアーのBlue Ray とDVDが発売されることが決まりました。ご当地替え歌にして披露した「OSAKA LADY BLUES〜大阪レディ・ブルース」全箇所分の歌詞とツアーフォトを掲載した『ご当地 LADY BLUES in BIG MOUTH, NO GUTS!! Special Booklet』(44P)が付属!
まんぷくディスクには、Live at 横浜アリーナ “Your Smile(あなたの笑顔)” Editionとしてファンの笑顔がって、自分探すのもなんだかなということで買うかどうかはまだ決めていません。

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