浅村栄斗の楽天へのFA移籍(炭谷銀二朗も巨人へ)

西武ライオンズの浅村栄斗選手の楽天イーグルスへのFA移籍が決まった。
西武はこれで、2018年リーグ優勝はしたものの、キャプテンとエース(菊池雄星)、正捕手(試合数は少なくなったが一応の1番手、炭谷銀二朗:まだ11/22時点では決定してはいないが)の3人を移籍にて欠いて来年を戦うこととなる。
また、来年は秋山がメジャー挑戦を宣言していることもあってファンとしては悲しいことこの上ない。
渡辺SDが編成に責任を持つということでフロントの人事も変わりつつあることからもこの負のスパイラル状況を少しづつでも変えていってもらいたい。
昨年松井の復帰は、明るいニュースだったが、球団OBの多くが他球団の監督・コーチをやっていることや、今回の浅村の移籍に関して大きな要因になった、西武を出て行った人(石井GM)に口説かれて主力を引き抜かれるという情けない話は勘弁してもらいたい。
若手にとっては大きなチャンスと前向きに捉えて、一層の奮起を期待したい。
人的補償もあるだろうけど、いい外国人を連れてきてもらいたいなぁ。

FA制度がスタートした1993年以降、17人目(12球団最多)という不名誉な記録を更新中ですね。
ソフトバンクとか巨人とか金持ち球団に行くというのは分かりやすいけど、岸に続いて浅村も楽天に行くとはなぁ

<過去のFA移籍選手>
1994年 工藤公康→ダイエー、石毛宏典→ダイエー
1996年 清原和博→巨人
2003年 松井稼頭央→MLBメッツ
2005年 豊田清→巨人
2007年 和田一浩→中日
2010年 土肥義弘→MLB挑戦、細川亨→ソフトバンク
2011年 帆足和幸→ソフトバンク、ミンチェ→オリックス
2012年 中島宏之→MLBアスレチックス
2013年 涌井秀章→ロッテ、片岡治大→巨人
2015年 脇谷亮太→巨人
2016年 岸孝之→楽天
2017年 野上亮磨→巨人
2018年 浅村栄斗→楽天、炭谷銀二朗→巨人

<その後を2019/1/21に加筆>
炭谷銀二朗は、巨人への移籍が決まった。人的補償として内海哲也が来季から加わることになった。丸の人的補償で広島へ行く長野久義と共に功労者であるベテランがプロテクトから漏れるという驚きの選出であった。先発の柱としての活躍を期待したいところである。
楽天へ移籍した浅村栄斗に対しては人的補償を求めず、金銭のみの補償となった。今季年俸の60%に相当する金額(1億2600万円推定)を楽天から受け取る。
菊池雄星は、 ポスティング制度を利用して夢だったメジャー挑戦を叶えシアトルマリナーズと契約した。


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